2010年09月28日

デンマーク報告 自転車通勤

コペンハーゲン地下鉄2コペンハーゲン地下鉄1デンマーク調査の報告第2弾は、自転車通勤についてです。コペンハーゲン市内には自転車で通勤姿が目立ちます。自転車道路が整備されていて安全に自転車走行が確保されています。日本のように歩行者通行帯と一緒になっていませんし、自動車道路と分離されていますので安全です。

さらに驚いたのが、これらの自転車がそのまま地下鉄や電車に乗り込んでくるのです。左側の写真は地下鉄の車両内部です。自転車専用車両があり、整然と整列して固定され、ごく自然に電車内に存在します。いやはや、この国では自転車通勤とは自転車が電車に乗ることも含んでいるんですね。聞くところでは、ヨーロッパでは珍しくない光景だといわれました。これは本当に環境に優しい政策ですね。さすがです。
posted by 中村和雄 at 22:08 | みなさんの意見(1) | TrackBack(0) | 暮らし

2010年09月20日

ジョブセンター・コペンハーゲン 

 デンマーク調査報告第1回はジョブセンターです。日本におけるハローワークですね。
 私たちが訪問したのは、コペンハーゲン市内に3つあるジョブセンターの1つです。コペンハーゲン市内では規模が最も大きく、全国でももっとも規模の大きなジョブセンターです。このジョブセンターは現在コペンハーゲン市が運営しているのですが、この体制となったのは2006年からであり、それまでは自治体系統の施設と国系統の施設にわかれていたのだそうです。一元化され、すべて自治体で運営することとなったのです。
 コペンハーゲン市ではジョブセンターに520名ほどの職員を雇用しています。そのうち200名がここのセンターで働いています。日本のハローワークとは比べようがない程、職員体制が充実しています。


 1階フロアに多数設置されている端末画面からは、求職者情報と求人情報を全国的に網羅するジョブネットの情報が検索できます。このジョブネットという検索システムがすごいのです。全国の津々浦々の求人求職情報がすべて満載されているのです。
 失業者は手続きを開始するにあたって、自己の情報をこのジョブネットに正確に登録することが義務付けられています。

 求職者に対する就労援助活動は個々人の経歴などが十分に把握されたうえで、きめ細かくなされていることが窺えました。もっとも、求職者の意に反した就労強制が失業給付の停止などをてことしてなされているのではないかとの懸念も持ちました。また、現実におこなわれる就労のための教育訓練の多数が民間企業への委託という形でおこなわれているとのことでしたが、実際にジョブセンターを通じておこなわれている教育訓練の実体や成果を具体的にに確認することはできませんでした。充実した教育訓練が民間企業においてどのようになされているのかについて学びたかったのですが、残念ながらそれを確認することはできませんでした。


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posted by 中村和雄 at 19:24 | みなさんの意見(0) | TrackBack(0) | 雇用・労働

2010年09月10日

デンマーク調査

 8月28日から9月5日までデンマークの雇用制度・失業給付制度・職業紹介事業・職業訓練学校などを調査してきました。学校でしっかりと職業能力を身につけて雇用現場に送り、落ちこぼれたり、失業したりしたら、手厚い失業給付の下充実した職業訓練を受けて、再び優秀な労働者として<就職していく。いわゆる「ゴールデントライアングル」といわれるデンマークの雇用システムです。これが、しっかりと根付いていることを実感しました。ただ、日本で文献などで紹介されているデンマークについての記載は、かなりの部分で誤っていることも判明しました。

 やはり、現地で直接調査することの重要性を痛感しました。これからしばらくはデンマークの制度について皆さんにご報告したいと思います。ただ、デンマーク調査のために、帰国後の仕事がバタバタしていてご報告が遅くなっています。せっかく撮ってきた写真もまだアップできていません。
 皆さんの中にはデンマーク報告を待っていてくれた方もいらっしゃると思います。申し訳ありません。もうしばらくおまちください。/span>
posted by 中村和雄 at 23:55 | みなさんの意見(0) | TrackBack(0) | 暮らし