2011年01月30日

だん王ファイターズ優勝

110129_175906.jpg春の全国小学生ドッジボール京都府大会が昨日太陽が丘運動公園体育館で行われました。私は、ジュニアの部の審判を担当しました。今日は太股の筋肉がパンパンです。今年から、小学生一般の部の他に、ガールズの部とジュニアの部が正式に発足し、白熱した大会となりました。ガールズの部というのは女性だけのチームで対戦する部です。女性だけのチームがたくさんできてきたので新たに作ることにしました。もっとも、小学生の中には女性でも凄い球を投げる子がたくさんいて、相手チームから怖がられています。チームのエースを女性が担っているチームもいくつかあります。野球がそうであるように、ドッジボールもどんどん女性にも拡がっています。

 子ども達は一生懸命練習してきた結果を出そうと必死にボールを追います。負けると悔しくて泣き、勝つと嬉しくて泣きます。それを見ていてとても感動します。昨日の大会一般の部でわが「だん王ファイターズ」見事優勝しました。写真は終了後決勝を戦ったチームの選手が健闘をたたえ合い一緒に仲良く写っているところです。
 昨晩は児童館に親子が集まり夜遅くまで祝勝会で盛り上がっていました。私は、今年高3の息子が小4でチームに加入して以来一緒に参加してきました。息子は中学から弓道に鞍替えしましたが、私は引き続き、審判資格を取って審判員として毎年の大会を楽しんでいます。大会を支える審判員の多くももはや子どもは成長していて選手は卒業しています。子ども達の真剣さと勝っても負けても大泣きする純粋さに惚れて活動を続けています。私も子ども達の試合を見ていてたくさんの元気を貰えるのが楽しみで続けています。

 企業の大会スポンサーがどんどん減り、おとなたちが一生懸命大会を支えています。子ども達の健全な成長のためにこうしたスポーツ競技は大きく貢献しています。こうした大会運営が円滑にできるように施設の確保や運営援助など、自治体のしっかりした協力を望みます。
posted by 中村和雄 at 23:00 | みなさんの意見(3) | TrackBack(0) | よもやまばなし

2011年01月17日

デンマーク調査報告会

110114_192825.jpg 金曜日に東京の日弁連会館でデンマーク調査報告会が開かれました。会場が溢れる大盛況でした。デンマーク調査についてはすでに報告したところですが、これからの日本の雇用と社会保障のあり方を考えていく上でとても参考になる国です。

 報告会では調査に同行頂いた大阪市立大学の根本教授が講演され、じつはデンマークの解雇規制は日本より厳しいこと、手厚い職業訓練体制が整えられていること、失業給付の受給も日本とは比べものにならないほど充実していることなどを報告されました。そして、デンマークでも新自由主義にもとづく規制緩和の動きがあり制度が脅かされていることなど、デンマークの陰の部分も指摘されました。
 
 報告会では、わが国の職業訓練の実情について2人の若者体験者から報告がありました。調査に参加した小川弁護士が進行役となり根本教授と首都圏成年ユニオンの河添さん、そして厚労省の井上さんの3人のパネラーによって、わが国の職業訓練の現状や新たな取り組み、今後のあるべき方向などについて充実した討論がなされました。
 わが国でも公的な職業訓練として充実した内容のカリキュラムがいくつもあることもわかりました。しかし、圧倒的にそれらにかける予算が不足していることが明らかになりました。多くの希望者が受講できていないこともわかりました。デンマークとわが国の最大の違いは、国がどれだけ雇用対策、失業対策に責任を持ってお金を投入しきめ細かい施策を実行しているか否かでした。
 これからこの分野でも、民間の参入をさらに広げ、ますます国の負担を軽くしようとの動きがあります。それがいかにマイナスのことか、この間の公務の民営化の実態が物語っていると思います。国がしっかりと雇用をまもる、そのために責任を果たす、そうした仕組みをしっかりと作っていきましょう。
posted by 中村和雄 at 23:34 | みなさんの意見(1) | TrackBack(0) | 雇用・労働

2011年01月09日

議員定数削減について

 全国各地で、議員定数削減をはじめとする「議会改革」を声高に唱える首長がマスコミでもてはやされています。名古屋市や大阪府、そして京都市でも同じような動きがあります。しかし、ここは少し冷静にこの動きを分析する必要があります。

 私は「市民ウオッチャー・京都」の事務局長を担当していますが、市民ウオッチャー・京都は京都市や京都府が行ったムダな公金の支出について、裁判を通じてこれまでに2億7000万円を返還させています。また、京都市同和奨学金の肩代わり返済を廃止させることによって11億円の支出を未然に防止しました。
 行政にはまだまだ不正やムダがたくさんあります。これをチェックし、是正するのが議会の大きな役割です。たしかに、一部の議員は本来やるべき仕事をしていません。市民が不満を持つのも当然です。私たちももっと議会を監視して、仕事をしない議員を摘発していく必要はあります。しかし、議員定数を削減することは、議会が本来果たすべき監視力を弱めることになります。権力分立という民主主義の前提を崩すことになりかねません。

 市民のみなさんの中には、この不況のなか議員さんだけ高い報酬を貰いすぎているのではないかとの声があります。議員報酬はいくらが適切なのか、大変難しい問題です。議員としての適切な活動を維持するためには、活動を支えるスタッフを雇わなければ無理です。地方議会の議員の場合は国会議員のように政策秘書の給与が国から支給されるような仕組みはないのです。それぞれの議員が、自らスタッフを雇用するのです。その費用は、議員の報酬から支出されるのです。1500万円ほどの議員報酬がすべて議員個々人の懐に入るものではありません。自営業者のみなさんは理解が早いと思いますが、収入と所得とはちがうのです。議員がきちんとした活動をしようとすればするほど、必要経費がかかり、その結果議員個人の所得は減ることになるのです。働かない議員ほど、経費負担は少なく所得は多くなるのです。

 議員定数を削減したり、議員報酬を削減することは、それだけ議会の活動を弱める危険性があることを理解しておく必要があります。その上で、削れるものは削る。私たちの暮らしをしっかり守って貰うためには、果たしてどれだけの人数の議員が相当なのか、議員報酬はいくらくらいが相当なのか、一緒に考えていきましょう。来る1月20日午後6時半から下記内容の後援会があります。可能な方は、ぜひお越しください。
 

講演
「憲法から、議会のあり方、議員定数・報酬などを考える」
  小 林  武 氏(愛知大学教授 憲法・地方自治を専攻)
報告  京都府議会・京都市議会をめぐる動き

       1月 20日 (木)  18時30分〜    
       ハートピア京都第4・5会議室
posted by 中村和雄 at 17:11 | みなさんの意見(1) | TrackBack(0) | よもやまばなし

2011年01月01日

「路面電車を守った労働組合」

 おめでとうございます。今年こそ希望のもてる社会にしたい、その願いを実現していくために、みんなで力を合わせて一歩一歩進んでいきましょう。本年もよろしくお願い致します。

 さて、新年にあたってみなさまにご紹介したい本があります。河西宏祐著「路面電車を守った労働組合」(平原社・2100円)という本です。書店にはおいていません。平原社に注文するのが早いです。
 この本は、昨年話題になった広島電鉄労働組合のたたかいを紹介した本です。正規と非正規の壁を取り払う、そのために正規労働組合が非正規職員の待遇改善のために奮闘し、正規職員たちの長い長い民主的な協議を経て、一定の労働条件の低下も全職員の労働条件前進のためにはやむを得ないとの一致点を確認し、そして犠牲はできるだけ小さくして全職員の均等待遇を獲得してきた経過が生々しく描かれています。

 私は、広島電鉄労働組合の現委員長の講演を2回聴きましたが、とっても感動しました。経営の苦しい地方鉄道の労働組合として、組合員のみなさんの意見の違いを大切にしながら、将来の会社と職員のあり方についてのビジョンを明確に示し、長期間にわたる組合内討議を経て運動を前進させてきました。非正規雇用が駅務員から車掌・運転手へと拡がっていくことの意味を組合員が本音をぶつけて討議しあう姿こそ、労働組合のもつすばらしさだと感じました。
 広島電鉄労働組合のたたかいについて学ぶことは、これからのわが国の雇用と経済のあり方について学ぶことでもあります。これからのわが国の雇用と経済のあり方を変えていくために、この本のご購読をお勧め致します。
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posted by 中村和雄 at 17:06 | みなさんの意見(0) | TrackBack(0) | 書評