2011年03月28日

埼玉アリーナからの報告

 福島からの避難所となっている埼玉県の埼玉アリーナ。そこで支援活動を続けている弁護士からの報告です。励まされますので紹介します。

 さいたまスーパーアリーナBゲート入口に掲示板があります。そこに貼られていた手紙です。

埼玉県の皆様
いわき在住 30代 女性

本当に本当にありがとうございます!!
 私は、いわき市で震災にあいました。自宅は半壊し、友人、知人の安否も分からず、原発の恐怖にさらされながらの生活は本当に地獄のようでした。
 小さい子どもを抱えながら、ライフラインが停止し、物が無い(買えない)不安は大きく精神的に追いこまれていた頃、アリーナの情報を知り受け入れてもらう事ができました。親せきもいない埼玉の地に避難するには不安がありましたが、皆様にあたたかく迎えて頂きある職員の方に「大丈夫。いわきは必ず復興します。大丈夫です。」と力強い励ましをいただき、涙が出そうになった事を忘れる事ができません。
 そして、ボランティアの方々の一生懸命に動いている姿をみて、私もいつか誰かのお役に立てるような事をしたいと強く思いました。
 震災で失った物は多く、辛く悲しい事は沢山ありましたが、埼玉の方々の優しさに触れ、私の人生で得るものも、また沢山できました。
 埼玉で得る事のできた人脈や人を思いやる宝は、地震や津波では壊されない、お金よりずっと大事な私の宝となりました。本当にありがとうございました。
posted by 中村和雄 at 23:59 | みなさんの意見(0) | TrackBack(0) | 暮らし

2011年03月18日

計画停電と休業補償

関東地方で計画停電が始まりました。これに伴い、操業を停止する企業が相次いでいます。その為に、日払いのパートや派遣労働者たちが賃金を貰えない自体となっています。正社員の多くは月給制で計画停電に伴う賃金減額の話はまだ聞こえないのですが、やはり弱者である非正規労働者から被害が広まっています。

 通常の場合は企業が操業を停止しても休業補償を免れることはできません。ただし、休業が使用者の責めに帰さない場合には企業はその責任を免れることが法律で決められています。厚生労働省は、通達で今回の計画停電は「使用者の責めに帰さない」ものであることを通知しました。計画停電の時間帯については、休業補償の支払がなされないことになりそうです。しかし、計画停電は1日中ではありません。計画停電の時間帯外については、基本的に「使用者の責めに帰すべき事由による休業」に該当するのです。このことを通達ははっきり述べています。
 直接は被災していないのに、部品や原材料が入らないとか、出荷できる交通事情がないという理由で、操業を停止した場合には休業補償の支払義務があるのです。
 また、地震被害に伴う「経済上の理由」で事業活動が縮小した場合は、使用者は雇用調整金の支給を受けられます。
 今回の震災のなかでも雇用や経営がしっかり確保できるように、正しい知識をみなさんに広めてください。
posted by 中村和雄 at 18:30 | みなさんの意見(1) | TrackBack(0) | 雇用・労働

2011年03月14日

大震災と原発

 災害に被災された方々に対し慎んでお見舞い申し上げます。私は大学生時代とその後の数年間を仙台で過ごしました。学生時代に訪れた三陸の港町が影形もなく消えている光景をテレビで見て、ただただ唖然としています。これからますます被害の甚大さが明らかになっていくと思います。私たちができることは何なのかをみんなで考えていきましょう。
 
 東京電力福島原発1号機と3号機が炉心溶融状態となっており、放射性物質が大気中に飛散しています。枝野官房長官は「大量に飛び散っていない。」と記者会見で述べていますが、大量飛散を疑わせる調査結果も出て来ています。
 今大切なことは、正確なデータをきちんと公表させることだと思います。電力会社はこれまでデータのねつ造を繰り返しています。内部被爆の場合、人体被害が長期間経過後に現れてきます。健康そうに見えていたのにある日突然発症するのです。今正確に被曝実態が把握され公開されるのでなければ、闇に包まれる危険性が高いといえます。聞くところによると、科学者の一部が現地での調査にあたっているとのことです。本来、東京電力や政府機関が行うべき調査のはずですが、残念ながらその調査結果については信頼できないためです。
 これから福島原発がどうなっていくのか予断を許しません。大きな被害がこれ以上拡大しないことを望みます。
posted by 中村和雄 at 20:40 | みなさんの意見(2) | TrackBack(0) | 暮らし

2011年03月06日

TPP参加反対集会

110306_145831.jpg 冷たい小雨が降りましたが円山公園でTPP参加反対、「壊国」反対の集会が開かれ、その後市役所までデモ行進しました。デモの先頭には3台のトラクター、そして北部から駆けつけた農民のみなさんたち掲げるむしろ旗。四条河原町を歩く人たちも注目です。

 アメリカ言いなりの菅政権の政策の象徴がTPP参加表明です。TPPは、これまでの小泉政権時代の新自由主義路線をさらに推し進めようとするものであり、まさに時代に逆行するものです。新自由主義の行き詰まりに対し、アメリカと日本の財界は、さらに新自由主義路線を猛進していこうというのです。格差と貧困がさらに拡大する極めて危険な政策です。
 TPP参加は、市民生活のあらゆる面に及びます。弱い者を切り捨てていく強者の論理を振りかざす「壊国」TPPの危険性を広くみんなに伝えていきましょう。
posted by 中村和雄 at 23:55 | みなさんの意見(3) | TrackBack(0) | 暮らし