2009年08月01日

ワーク・ライフ・バランス

仕事と家庭の調和。今度の衆議院選挙でも課題となっているテーマです。わが国の少子高齢化、男女賃金差別の拡大、過労死・・・それらを解決していく方策として提唱されているのが、仕事と家庭の調和をめざす「ワーク・ライフ・バランス」です。最近、厚労省も頻りとこの用語を使います。しかし、実現していくためには多くのハードルがあります。

 朝日新聞によれば、現在の状況は次のとおりです。第1子出産後も働き続ける女性38%、育児休業をとる人は女性72%、男性0.5%、実際に取った有給休暇47%、30代男性で週に60時間以上働く人20%。

 フランスでは週35時間労働制となり、ノルウェーでは育児休業の一定期間を父親がになう「パパ・クオータ制」が導入されました。わが国でも、抜本的な制度改革が必要です。

 具体的な対策の前提として、第1に、働く人の3人に1人となった非正規雇用労働者の待遇改善が必要です。非正規雇用労働者は将来の計画が立てられません。安心して結婚できないのが現状です。性を理由とした賃金格差を解消することも不可欠です。長時間労働を規制することも必要です。
 結局、人間らしく働く権利をしっかりと確保していくことが、豊かな社会生活・家庭生活を実現することにつながり、ワーク・ライフ・バランスを実現していくということですね。
posted by 中村和雄 at 17:08 | みなさんの意見(1) | TrackBack(0) | 暮らし
みなさんの意見
このことを国民の皆さん真摯に考えてほしいと思う一人です。特に父親が乳幼児期に育児に参加するということが非常に重要だと、専門家の中では言われていますし、20数年前、生涯学習の海外研修では、父親が夕方には一時帰宅してでも、本を子どもに読まなければいけないのでとレセプションから中座される方もおられました。父母そして祖父母が今より濃密な豊かな文化継承のための働きが求められていることを、私自身も孫を見ながら学んでいます。公的な場でも積極的に発言し、体験を広めても行きたいと思っています。
その前提として「人間らしく働く権利をしっかりと確保していくことが、豊かな社会生活・家庭生活を実現すること」がより重要なんですね。ありがとうございました。
Posted by 村上 at 2009年08月01日 19:28
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