5連休、7連休を満喫されている皆さん、しっかり英気を養ってください。私は幻のデンマーク調査直後の日程のため、遠出の予定はありませんが、溜まった仕事を片付けながら比較的のんびりと過ごしています。
NHKBSで放映された「きたやまおさむさよならコンサート」を堪能しました。
きたやまおさむ(北山修)さんをしっていますか?50代以上の方は、「何を馬鹿なことを聞くんだ?」とお怒りになることでしょう。でも、20代、30代の方は、「誰、それ」と反応するかもしれませんので、一応解説を。
北山さんは、はしだのりひこさん、加藤和彦さんとフォーククルセイダーズというフォークグループを結成しました。1971年に「帰ってきたヨッパライ」が280万枚のレコード売り上げを記録し、一躍有名になりました。北山さんは、当時京都府立医科大学の学生でした。初代フォーククルセイダーズは「あのすばらしい愛をもう一度」「イムジン河」などの今も歌い継がれる名曲を残して1年で解散しました。
北山さんはその後、多くのフォーク歌手のために作詞活動を続けました。シューベルツの歌った「風」やジローズの歌った「戦争を知らない子ども達」をはじめ、たくさんの作品が若者に愛されました。
70年安保を経た時代の若者たちに共感された作品郡でした。政治的な背景を謳った作品もたくさんありました。南北朝鮮の分断を謳った「イムジン河」は発売中止になりました。私は1974年に大学入学なので、学生時代は歌声喫茶やサークル合宿などでたくさんの北山さん作品をみんなで夜通し歌い続けていました。
きたやまさんは、精神科医としての仕事を続けられ、このたび九州大学医学部教授の職を定年退官されました。それを記念しての「さよならコンサート」が九州大学で開かれ、その模様がテレビ放映されたのです。
混沌とした政治状況の現在、若者たちがあたらしい何かを求めてもがいていた70年代、重なる部分がたくさんあります。
若者に対し、彼ら彼女らが将来に希望と展望をもてる世の中につくり変えていく「大人」の責任を感じています。そのために行動していくための元気をたくさん貰えたコンサートでした。
2010年05月02日
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