2011年08月15日

不戦の誓い 横路衆議院議長追悼の辞

 終戦66年全国戦没者追悼式において、横路孝弘衆議院議長は「追悼の辞」で次のとおり述べました。
 東日本大震災の被害について「あの大戦がもたらした空襲と焼け野原をほうふつとさせ、さらには原爆投下のヒロシマナガサキを思い起こさせるものだった」と指摘し、原発事故について「人間の英知の限界を思い知らされた。原爆投下、第五福竜丸の被爆を体験した私たちが、なぜ原発の『安全神話』に寄りかかってしまったのか、痛恨の極みです」と発言しました。

 私も「安全神話」に騙され充分な脱原発活動を展開できていなかった自分自身を反省しています。多くのみなさんも同じ気持ちだと思います。3.11の悲惨な事故を体験して、遅ればせながらはっきりと真実を知った私たちは、これからはしっかりと脱原発の運動をしていかなければなりません。

 明日は大文字の送り火です。薪をめぐって二転三転し混乱しましたが、明日は、東日本大震災の犠牲者のみなさんのご冥福を祈り、子どもたちに明るい未来を責任をもって創っていくことを、私たち大人がみんなで送り火に誓う日にしたいと思います。
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2010年08月15日

戦争の隣で育った少女

 南沙織さん、「誰もいない海、二人の愛を確かめたくて・・・・」有馬三恵子さん作詞、筒美京平さん作曲、1971年発売の「17歳」。南さんのデビュー曲です。同世代の私は、その日本人離れした愛くるしさに夢中になっていました。
 南さんが沖縄出身であることは知っていましたが、米軍普天間飛行場のすぐ近くに住んでいたことを朝日新聞の報道で知りました。3回引っ越し、三回ともそれぞれ普天間飛行場のゲートの近くなのです。最後に住んだ場所の数百メートル先には、2004年に米軍ヘリが墜落した沖縄国際大学があるのです。

 南さんが言います。「言いたいことは1つです。沖縄の海を守って欲しい。基地はなくすべきですが、代わりに海を埋め立てたら取り返しがつかない」
 南さんが愛した海は、平和で美しい沖縄の海なのです。

 環境保全と平和の確立、深いところで繋がっています。終戦記念日の今日、家族で平和について語り合う機会があるといいですね。
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2010年08月10日

ノーモア広島 ノーモア長崎

 今年も真夏の焼き付ける日差しの中で、広島と長崎の原爆投下の日を迎えました。今年は、昨年のオバマ大統領のプラハ演説を受けて、アメリカ合衆国代表が参加したり、国連事務総長が参加したり、核廃絶に向けて少し希望のもてる記念日となりました。

 うちの事務所では3人の弁護士が原爆被爆者訴訟に関わっていますが、政権が変わったのに一向に解決に向かわない政府にいらだっています。
 今回の広島の式典において、秋葉広島市長は、非核3原則の法制化と共に核の傘からの脱却を提起しました。核兵器廃絶に向けて、わが国が核抑止論にしがみつくことをやめて、核の傘からの脱却を表明することの重要性を説いたものです。まさに時機に適った提起でした。

 ところが、当日のその後の記者会見において、菅首相はわざわざ政府として核抑止論を堅持する姿勢を表明しました。世界が核廃絶に向けて一歩踏み出そうとしているときに、水を差す発言であり、がっかりです。唯一の被爆国として核廃絶に向けた積極的な活動をを果たしてもらいたいものです。
posted by 中村和雄 at 23:55 | みなさんの意見(0) | TrackBack(0) | 平和

2009年08月14日

戦争の悲劇 中高生知って

昨日の今日と新聞に「戦争の悲劇 中高生知って」とのタイトルの記事が掲載されました。京都弁護士会は10月10日からの3日間、沖縄の南風原で戦争遺跡のガイドをしてる高校生たちと交流するために現地調査に参加する5人の中学高校生を募集しています。

 京都弁護士会では毎年秋に「憲法と人権を考える集い」を開催しています。ちなみに京都弁護士会協同組合が毎冬扱っている清酒「憲法と人権」の名はこの集会の名称から拝借したものです。今年は、12月6日に国立京都国際会館においてノーベル賞の益川さんをメインゲストとしてお迎えします。あわせて、南風原の若者たちを招いて、戦争を知らない若者が戦争体験を語り継ぐ活動について語って貰うことにしました。

 せっかくなら京都の中高生を現地に連れて行って、沖縄の戦争の遺跡も見学し、南風原の子どもたちと交流し、貴重な体験を京都に持ち帰って貰おう。そうした意図の企画です。私も委員会のメンバーです。京都の子どもたちが現地に行って何を考え何を持ち帰ってくるのか、とても楽しみです。

 8月いっぱいの募集です。多くの中高生の皆さんが応募してくれることを望んでいます。応募要領は弁護士会(231−2336)にお問い合わせください。京都弁護士会のホームページhttp://www.kyotoben.or.jp/ にも掲載しています。
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2009年08月09日

漫画家たちが戦争体験

 今年のヒロシマ・ナガサキの原爆犠牲者の追悼の日は、オバマ大統領の「核兵器のない世界を目指す宣言を受けて、将来に向けて少し希望のもてる状態で迎えることができました。
 自衛隊の海外派兵を中止し憲法9条を大切に護っていくのかどうか、本当は総選挙のとっても重要な争点だと思います。

 戦争に対するいまの若者の意識に危機感を感じ、このままではわが国がいつでも戦争に巻き込まれかねないと感じている漫画家たちが、戦争体験を漫画などで語りだしています。そのことをNHKが特集しました。あしたのジョーのちばてつやさん、ゲゲゲの鬼太郎の水木しげるさん、宇宙戦艦ヤマトの松本零児さん、ゴルゴ13さいとうたかおさんなど、日本を代表する漫画家たちが自らの戦争体験を若者に伝えようとしています。

 アンパンマンのやなせたかしさんの描くアンパンマンは自らの顔をちぎってプレゼントします。それは、やなせさんが戦場で飢えで亡くなっていく人々を目の当たりにしたことの思いからだそうです。
 戦争をゲーム感覚で論じる若者たちに、現実に体験した戦争の姿をしっかりと伝えていくことができる先輩の皆さん、皆さんの出番ですよ。よろしくお願いいします。戦争を知らない私たち後輩は、こうした体験を聴く機会をどんどん作っていきましょう。
posted by 中村和雄 at 18:04 | みなさんの意見(1) | TrackBack(0) | 平和

2009年07月19日

NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」を考えるシンポ

_W.jpg NHKが今年の11月から3年間にわたって、司馬遼太郎作品「坂の上の雲」をスペシャルドラマとして放映します。京都府内でも府庁舎本館や舞鶴でロケが行われています。本木雅弘、阿部寛、香川照之、菅野美穂をはじめとする豪華な配役人、久石譲の音楽など並々ならぬ熱の入れようです。

 しかし、なぜ今「坂の上の雲」の放映なのでしょうか。司馬さんは生前次のようにインタビューに答えています。「この作品はなるべく映画とかテレビとか、そういう視覚的なものに翻訳されたくない作品でもあります。迂闊に翻訳すると、ミリタリズムを鼓吹しているように誤解されたりするおそれがありますからね。」原作者の意思を無視してあえて、映像化するNHKの意図は何なのでしょうか。日露戦争をたたかった明治の若き青年たちを英雄視するような映像は市民を誤った方向に導く危険があるのではないでしょうか。

 この放映が終わる2010年は、自民党が憲法改正の年としている時期です。放映が憲法9条改正の意図とリンクしていないと言えるのでしょうか。
 かつて、安倍元首相らはNHKに圧力をかけて、従軍慰安婦問題の放映内容を改変させ、大きな批判を浴びました。そしてまた、NHKが反省の上に立って作成した特集番組「ジャパンデビュー」第1回の台湾問題について、自民党の国会議員や右翼が抗議し、8300人がNHKに賠償を求めて東京地裁に提訴をしたという状況です。

 NHKにはあの「ワーキングプア」を制作した能力とスタッフが存在します。ほかにも数々の良心的番組を制作しています。しかし、一方では、政権政党の圧力に屈して政治的な番組制作をしているのも事実であり、その傾向が高まっているとも言えます。

 昨日、京大会館で「NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』を考える市民シンポジウムが開かれ、会場に溢れる200名の市民の方々が参加されました。こうした催しが各地で行われることが重要です。公共放送であるNHKが真に市民の立場に立った放送局として自律できるように批判と応援をしていきたいものです。

posted by 中村和雄 at 16:41 | みなさんの意見(0) | TrackBack(0) | 平和

2009年04月04日

品川正治さんのお話

 品川正治さんのお話を聞く機会に恵まれました。品川さんは、かつて日本興亜損保の社長・会長を歴任され、経済同友会の副代表幹事・専務理事を歴任された経済界の大御所であり、経済同友会の終身幹事です。今年85才です。

 その品川さんが、憲法9条の大切さを訴えて全国を飛び回って講演をされています。ご自身の戦場での痛切なご体験を語られ、中国からの復員船の中で新聞に載っていた日本国憲法草案が「戦争放棄を謳い軍隊をもたない」と書かれていたのを見て、みんな涙を流して喜んだんだと述べられました。「戦争を起こすのは人間であり、戦争を防ぐ努力ができるのも人間だけなのです。」と協調され。若者への期待を語られました。
 経済問題についても語られ、「派遣村」などの問題に触れ、アメリカ型資本主義とは違った「人間の目」を大切にした経済秩序の必要性を説かれました。

 講演会の後お食事を一緒に取らせて頂きましたが、品川さんの理路整然とした説得的なお話ぶりに圧倒されました。実体験に基づく品川さんの心に染みるお話を、多くの若い方々に聞いてもらいたいとつくづく思いました。
posted by 中村和雄 at 22:56 | みなさんの意見(1) | TrackBack(0) | 平和

2009年03月15日

憲法ミュージカル大成功

 昨日と今日、それぞれ昼と夜の2回ずつ、府立文化芸術会館で憲法ミュージカル「時間旅行はいかが?!」が上演されました。

 全国各地で取り組まれてきた憲法劇に刺激を受け、京都でも本格的ミュージカルをつくろうと、若手弁護士らが中心となって1年前から準備と練習を繰り返してきた力作です。オーデションで集まった60名の老若男女が1つになってすばらしい感動の舞台を演じてくれました。

 4回の公演はすべて満席、2000名弱の方が鑑賞しました。フィナーレにおける出演者たちの実に満ち足りた笑顔が今回の企画の成功を物語っています。これまで憲法9条なんて考えたこともなかったという若者たちも数多く参加し、勉強会や練習を通して9条や平和について語り合ったと言います。今回の京都での新しい試みの成功が、これからの平和運動に大きな力をもたらしてくれることを確信します。政府が海上自衛隊をソマリアに派遣するという事態の中で、憲法9条を守る市民の運動がしっかりと広がっていることを頼もしく思います。
posted by 中村和雄 at 23:55 | みなさんの意見(3) | TrackBack(0) | 平和

2009年02月22日

貧困と平和

 わが国を代表する大企業による雇い止めが後を絶ちません。3月の年度末に向けて、一層の雇い止めとさらには正職員の解雇が大量に発生することが予測されます。
 こうした中で,貧困から抜け出せない若者たちに自衛隊が誘いをかけています。堤未果さんの最新のルポルタージュ「報道が教えてくれないアメリカ弱者革命」(海鳴社)は貧困と戦争の関係を今日のアメリカの実態から教えてくれます。
 02年にアメリカで成立した「落ちこぼれゼロ法」は「すべての高校は、生徒の親から特別の申請書が提出されないかぎり、軍のリクルーターに生徒の個人情報を渡さなければならない」と規定されています。生徒の携帯番号まで入手した軍は、貧しく将来展望のない若者を選び出し直接軍への勧誘をするのです。入隊すれば大学費用を軍が出す、軍の医療保険が家族にも適用されるなどと誘惑するのです。こうして、貧困家庭の若者が大量にイラクに派遣されました。戦死しても国からの支給は1万2000ドルだけ。生きて帰っても、アルコールや薬物に溺れ、PTSDに苦しむのです。
 このままだと、日本の若者もアメリカと同じようにされかねません。貧困と格差の是正と憲法9条・平和の大切さを声を大にして訴えていきましょう。
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2008年11月18日

田母神氏参考人招致NHK報道せず

 参議院の外交防衛委員会が11日に田母神前航空幕僚長に対する参考人招致を実施しました。その中継をNHKが実施しなかったことに対して当日だけでも227件の批判電話がNHKの視聴者コールセンターに寄せられたとのことです。
 歴史事実を捏造する「自惚れ史観」を何の躊躇もなく堂々と披瀝する田母神氏には、本当に恐ろしさを感じます。こんな人物が自衛隊の最高幹部に君臨し、毎日自衛隊員を指導していたのです。そして、小泉さんや安倍さんら歴代の内閣総理大臣が、こうした田母神氏の本性を知りながら昇進を認めてきたことは、彼らも同じ「自惚れ史観」を共有していることを示していると考えられます。
 多くの市民が、この国の平和の危うさを憂い、自衛隊の真実を知ろうと参議院での田母神発言に注目していました。そのことを充分にわかりながら、中継を見送ったNHKに何らかの政治的意図がなかったのか疑問を持たざるを得ません。
 NHKには「ワーキングプア」など他局にない優れた番組がたくさんあります。しかし、一方では政府の御用報道機関と言われても仕方のない番組や報道もたくさんあります。公正な報道は民主主義実現の基礎です。NHKが公正で優良な報道機関としての役割を果たすように私たちも監視していかなくてはなりません。
 追伸 私のブログの転載についてお問い合わせがありました。ご自由に転載いただいて構いませんので、念のためお伝えします。
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2008年08月06日

広島原爆投下の日を迎えて

 25年前に司法修習生だった私は、仲間たちと広島を訪ね被爆者のみなさんからお話を伺いました。あの悲劇を絶対に繰り返してはならないと被爆者のみなさんが思い出すことさえ辛い記憶を若い者に伝えてくれました。被爆から63年、いまだに被爆者を被爆者と認めようとしない日本政府に憤りを感じます。そして、原爆投下のアメリカでは、原爆製造にかかわった多くの者が放射能被爆で発症しているのに、アメリカ政府はそれをひた隠しにしています。そして、アメリカ軍は、イラクで大量のクラスター爆弾を投下し、多くの市民に放射能汚染による被害をもたらしています。
 人類は原爆投下というあまりにも悲惨な体験をしましたが、その教訓を十分に汲み取れていないのです。被爆体験国日本は核兵器の恐ろしさを世界に訴えていく義務があります。世界から核兵器を廃絶することを訴えていく義務があります。そして、その訴えは、アメリカの核の傘に入ったままでは世界の人々に信用されることはないでしょう。
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2008年01月03日

イラク民間人死者数1万6232人

新聞でのイラクについての報道が減少しています。しかし、戦争状態は悪化しているようです。AP通信によれば、イラクで07年にテロや武力攻撃などで死亡した民間人は、前年を3861人上回る1万6232人にのぼったとのことです。続きを読む
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2007年11月03日

憲法記念行事

ご存知のとおり、11月3日は憲法公布の日です。全国各地で記念集会が開催されました。私は京都の大谷ホールで開催された「今こそ憲法!京都のつどい」に参加しました。続きを読む
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2007年10月01日

沖縄は怒っている

沖縄の本土復帰後最大規模の集会が昨日開かれました。太平洋戦争末期の沖縄戦で見本軍が住民に「集団自決」を強制したとの教科書記述を文科省の検定意見で削除させたことに対する抗議集会です。

歴史的事実を歪曲しようとするきわめて悪質な文科省に対する沖縄県民の怒りが爆発しました。昨年8月に私は靖国神社を訪問しましたが、遊就館における歴史事実の歪曲に唖然としました。過去の事実を客観的に正視しようとしない、そこには反省は生まれず、発展はありません。福田首相は所信表明演説で憲法改正について一言も触れませんでした。過去の戦争はなぜ起きたのか、憲法はどのようにしてできてきたのか、事実をきちんと正確に把握していくことによって憲法9条の位置づけが鮮明になっていきます。沖縄の皆さんの思いを憲法9条を守る闘いのひろがりへと発展させていきましょう。

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2007年09月11日

9.11に思う

21世紀をテロと報復の時代に変えた9.11事件から6年。私は2000年に破壊された世界貿易センタービルを訪問しました。自由の女神像とともにニューヨークの繁栄を象徴する巨大なビルであったとの印象があります。

そして、昨年再び同地点(グラウンドゼロ)を訪れました。まだ一部基礎の鉄骨がむき出しになっていて、事件の悲惨さが伝わってきました。しかし、この地点には再び巨大なビルが建つことが決定し建設準備が進められていました。報復戦争として始めたイラクでの戦争は泥沼化の一途です。テロが何故起こったのか、何故テロリストがイラクで英雄扱いされるのか、何故莫大な軍事力を使ってもイラクを制圧できないのか、話をしたニューヨーカーたちは悩んでいるように感じました。平和はどうやって作っていくのか、平和を守るにはどうしていったらいいのか、9.11事件は多くの貴重な教訓を残していると思います。

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2007年09月09日

「ピースジャム」に参加

平和の大切さに思いを寄せる様々な若者の皆さんが集まって意見交換をする「ピースジャム」にパネラーの1人として参加させてもらいました。

50人を超える皆さんがそれぞれの体験や活動を伝え合い、私にとっても大変貴重な集会でした。原水禁世界大会に参加された皆さんからは、被爆者の方の貴重なお話を聞いたことにより核兵器廃絶の思いが強固となったこと、こうした体験を多くの若者に広めていきたいと考えていることなどが報告されました。私は去年、ベトナム戦争帰還兵のアレン・ネルソンさんを京都弁護士会にお招きし、兵士として行った残虐行為の体験と帰還後のPTSDの状況などをお聞きし、戦争が如何に人間性を崩壊させるものであるかを感じました。若者の皆さんがいろいろな場で戦争の真実を学ぼうと努力されている姿に触れ、わが国の平和、そして憲法9条を守る運動が前進していくことに自信を持つことができました。まずは京都から大きな運動のひろがりを作っていきましょう。

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2007年08月17日

憲法審査会始動に反対

民主党は、8月の臨時国会で設置された衆参両院の「憲法審査会」について秋の臨時国会からの始動に反対することを決めました。

2001年の9.11テロによって憲法改正論が一気に台頭しました。そして2005年の9.11総選挙で小泉与党が大勝し、衆議院議員の3分の2が与党となり、憲法改正が急速に動き出したのでした。あれからたったの2年、憲法改正賛成派と見なされていた民主党が参議院選の大勝を受けて微妙な動きになってきました。小沢民主党が安倍自民党との違いを鮮明にするための戦術という面があることは確かです。ただ、本質的には、民主党も国民世論の動向を大いに気にしているということでもあります。9条の会などの運動のひろがりが民主党内の「憲法改正推進派」をブロックしているのです。9条を守る闘いはこれからいよいよ重要な局面になっていきそうです。政治は生き物です。情勢をしっかりとらえて有効な運動を旺盛に展開していきましょう。

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2007年08月07日

勇気ある広島市長の平和宣言

昨日、秋葉忠利広島市長が安倍首相の前で「広島平和宣言」を発表しました。「唯一の被爆国である日本国政府には、まず謙虚に被爆の実相と被爆者の哲学を学び、それを世界に広める責任があります。」

「日本政府は、世界に誇るべき平和憲法をあるがままに遵守し、米国の時代遅れで誤った政策にははっきり「ノー」というべきです。」など、さすが被爆地広島の市長さんです。広島の思いがしっかりと込められており、感激しました。安倍さん、秋葉市長の言葉を真摯に受け止めて実行すれば、人気は回復しますよ。
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2007年08月06日

京都平和の集いに参加して

朝8時から檀王法林寺で営まれた京都平和の集いに参加しました。京都仏教徒会議・京都宗教者平和協議会・世界の平和を求める京都宗教者連絡会の3者が主宰し、原爆犠牲者・戦争犠牲者を追悼する集会です。今年で49回となります。

集会の中でアメリカのクッシング神父からの連帯のメッセージが紹介されました。同神父は一昨年8月に広島と長崎を訪問し、アメリカの原爆投下を謝罪されました。久間大臣は、一瞬にして地獄と化した広島市街や死体であふれた川面の情景などを踏まえたうえで、あんな発言をしたのでしょうか。あまりにも被害者を無視した発言にあらためて怒りが沸いてきました。憲法9条は絶対に守り抜きましょう。
posted by 中村和雄 at 16:42 | みなさんの意見(0) | TrackBack(0) | 平和

2007年06月25日

原水禁平和行進に参加

土曜日の午後、原水爆禁止世界大会へ向けた国民平和行進の京都市内網の目行進に参加しました。私は京都市北区の住民ですので北コースに加わり、上賀茂神社を出発して船岡公園に行き、府庁前を通って市役所まで歩きました。

私も「戦争を知らない子どもたち」(若い人たちはこの歌はもう知らないですよね。)のひとりです。いま、戦争を体験した高齢の方たちが、憲法9条を守るために必死になって頑張ってくれています。これからは、憲法9条のおかげで60年に渡って戦争に巻き込まれることなく平和な生活を享受してきた私たちの世代が、今どきの若者たちに、平和の尊さ、憲法9条のすばらしさを伝えて行かなくてはならないのだと感じます。これから、若い人たちにも共感が得られるような押しつけではない企画がいっぱい出てくるといいですね。

posted by 中村和雄 at 15:24 | みなさんの意見(0) | TrackBack(0) | 平和